在校生Interview
地元エリアの国家公務員に! 合格者インタビュー
岩手県出身 法律科4年(2021年11月取材)
進路:国家公務員 (一般職 行政東北)
Q 合格が決まった今の率直な気持ちはいかがですか?
採用試験に最終合格ができたあと、他の省庁での採用面接で一度落ちていたため、内定をいただいた時は、自分自身が認められたと感じ、とても嬉しかったです。
Q 内定先が決まるまでの経緯は?
元々、労働関係に興味を持っており、労働局へ官庁訪問へ伺い、採用面接を受けたものの、落ちてしまいました。その後、地方整備局から採用面接の誘いが来たため、最初から興味があった訳ではありませんでした。ですが、私自身、東日本大震災を経験していたり、お電話をいただき、面接の機会があったというところに御縁を感じ、内定をいただいたいたら、お世話になろうと考えていました。
Q 自分自身が公務員試験に合格できたポイントは?
安定しているからという理由で受験する人もいたりしますが、私は、人の役に立てる仕事がしたいという思いや責任感の強さ、自分の利益より他人のために行動するという長所を持っていることを踏まえて受験したからというのはあると思います。採用面接では専門知識不問・人物重視を謳っている省庁が多かったので、自分自身と働きたいと思ってくださる面接官・省庁と出会えることができるかどうかだと思います。
Q 筆記試験対策の取り組み方、勉強方法について
[平均勉強時間 6~7時間 試験勉強期間 4~5ヶ月]
高校時代の友人が公務員として働いていたため、その友人から色々情報を集めました。スーパー過去問、スピード解説(どちらも実務教育出版)を使って勉強したと聞いたので、自分が受ける科目分すべて買い、後は公務員試験の基礎・専門の過去問のテキストも買って勉強しました。アルバイトのない日に、県立図書館で午前から夜8時まで勉強するというのを繰り返して勉強しました。隙間時間には、新聞を読んで論文対策を行ってました。私の勉強方法としては、ひたすらアウトプットで問題を多く解き、解けなかった問題は、六法で条文を確認したり、テキストに間違えた箇所に線を引いたりしました。基礎能力試験・専門試験ともに法律科目の問題が多いため、日頃の学校の授業での学習をしっかり行うだけでもある程度点数を取ることができます。
面接の対策・内容について
面接時に持っていく書類をキャリアデザイン講座の先生に添削いただいたり、面接対策のテキストを買い、よくある質問を見て、私ならどう答えるか考えて対策しました。あとは、公務員になった友人に雰囲気や流れ、質問されたことを聞いて、対策を立てたりしました。
二次試験の面接は3対1の個人面接でした。基本提出書類である面接カードに書いた内容についての質問が中心でした。面接官が柔らかい雰囲気の方だったので、とても答えやすかった印象です。
国家公務員をめざす後輩にアドバイスを
1次試験の結果が出る日に、官庁訪問の予約が始まるため、合格であればすぐに、官庁訪問の予約をすることがとても大切になります。官庁訪問は採用に向けてのプロセスでとても重要なものなので、興味のあるところへはどんどん官庁訪問の予約をした方がいいと思います。公務員試験に限らずですが、就職活動において一番大切なのは、精神の安定だと思うので、時には休むことも大切です。他には、業務説明会などの情報はネット等で積極的に情報を集めることも必要になります。
中京法律専門学校の学びやサポートで役に立ったことがあれば。
法律を勉強していることは、公務員試験を受験する上で大きなアドバンテージになります。先生が書類の添削や面接練習をしてくださるので、たくさんお願いして有効に利用することもできます。空間把握や数的推理、判断推理担当の先生の授業はとても役にたちました。本番での問題の解き進め方であったり、ウラワザは本番の問題で使えることができ、正解率を上げることができました。